2005年12月29日

耐震強度の偽装

 根本的には、知ってて悪さしていた建築士と、彼にそう仕向けた建築会社(というのか、設計会社というのかわからんけど)と、そのような会社に仕事を丸投げして看板だけ販売時に使わせていた超有名建設会社が、悪い。

 そういう悪いことをする奴が後をたたないから、建物の強度をちゃんと計算するプロなどが本来は養成される。たとえば、こんなことかな?→http://jsca.or.jp/vol2/11as_eng/index_as_eng.html 
 で、ちゃんとした設計図と計算書をつくって、他人に確認してもらい、2重のチェックとする。

 じっさい、プロの建築計算人でも悪さするやつもいるだろうし、うっかりすることもあるでしょう。だから、この2重チェックは重要です。そして、その計算がちゃんとできているか他人の立場から確認するのが「指定確認検査機関」といって、イーホームズとか、ERIとかなんとかいう会社になる。
 
 たとえば、こういう読売の記事 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051226-00000015-yom-soci では、イーホームズの主張が間違っているように書かれているが、間違っているのは、読売のこの記事を書いた記者。一般読者には、受け入れられやすい内容なので、読売の記事は正しいように思えるでしょうが、間違っている。
 むしろ、イーホームズの社長などの発言の方が圧倒的に正しい。

 2つの面から考えてただしい。

 まずは、法律面から。
 建築基準法と国土交通省の省令によって、指定確認検査機関の要件が定義されています。
http://www.houko.com/00/01/S25/201.HTM#s4-2.2
http://www.j-eri.co.jp/gyoumu/gyo01a.html (該当省令が見つけられないので、この省のサイトはダメサイトです。かわりにERIだかのサイトから学べます。)
 これらが定義するのは、指定確認検査機関は建築計算が間違っていないか設計図と計算書の整合性を見るだけと、明らかになっています。
 
 だから、読売の記事は大間違いです。読売が指摘すべきは、「確認検査機関は、建築計算自体の妥当性を検証する責任はない」という事実です。つまり、法律の欠陥です。だから、たとえ、イーホームズが裁判にかけられたとしても、負けるはずがありません。法律が求めていることはちゃんとやっているからです。

 「法律で求めてることさえやってればいいのか?それで確認検査機関といえるのか?」という批判が聞こえてきそうですが、ちょっとまってほしいですね。法律が求めていることを平気で破ったのは、建築士やそれに関係した建築会社です。彼らが徹底して社会的制裁を受けるのがまっとうな勧善懲悪です。

 つぎには、考え方の違いという面から。
 日本人の心情というか考え方では、「認証」という概念が著しく欠けていて「認証」に対する評価が著しく低い。だから、マスコミはいとも簡単に、認証という仕事を行っている「確認検査機関」を叩いて社会的正義を果たしたと勘違いします。
 認証という仕事は、他人がやったことと言ったことに矛盾がないことを証明する仕事です。
 そして、他人がやったことと言ったことが、整合性を保って偽装されている場合でも、証明されてしまうのです。この場合、悪意をもって偽装したやつだけが悪いだけで、認証した人間にはまったく責任はありません。
 「チェック」「検査」があれば大丈夫だったろう?というのがマスコミですが、悪さするやつがいるのがいけない。どんなチェックにも、かならず限界とか、論理的にカバーできないことがある。だからどんなにチェック体性を叩いても未来永劫に完全な頼りにはなりえない。


 最初から悪意をもって偽装をして整合性を保っていれば、確認検査機関などまったく何の役にも立ちません。これは、チェックの問題ではなくて、論理的な問題。
 だから、どんな理由があるにせよ、悪意をもって実行し、それを誤魔化そうとする人間と組織が一番の重罪です。
 認証機関である確認検査機関は、システムの限界にある落とし穴にはまってるだけで、「認証」という行動に画期的な発見が無い限り、未来永劫に続く問題です。



 ま、人間が、犬のようになれれば、こういう議論をする問題は減ると思うこのごろです。

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2005年10月08日

憲法改正

 なんだかいきなり、憲法改正の話が目につくようになっている。

 ほんとうに憲法を見直す世になるなら、それなりに考えなきゃいかんのでしょうが、材料がなくては考えることもできやしない。ましてや新聞の権威や記事に頼っていては、材料を探すことすらままならなくなる。
 
 そこで、こんな材料を見つけてきたので、まずは入り口の材料として暇なうちに通読してみようと(今だけは)考えている。

1.いまの憲法の生い立ち。国立図書館のサイト。
    丁寧につくってあって好感。
    http://www.ndl.go.jp/constitution/index.html

2.現在の日本国憲法成立のとき、当時の国会で議論された、その議事録。
    連合軍GHQの影響、英語の翻訳、ってところだけを拾っても新しい発見が散見。
    http://www.sangiin.go.jp/japanese/kenpou/kizokuin/mokuji.html

3.現在の衆議院の憲法調査会。
    http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kenpou.htm

4.参議院の憲法調査会。
    http://www.sangiin.go.jp/japanese/kenpou/




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2005年08月12日

「科学的・・・」と神様仏様。

 ブッシュ大統領が就任してまもなく、京都議定書サークルから抜け出すときに使いまくっていた「科学的・・・」という形容詞。

 これほど便利な言葉は無かった。
 だから、日本でも市民権をえて、いたるところで使われてるような・・・

 さて、今。

 小泉さんは、地動説のガリレオを引き合いに出して必死さを訴えてますね。ガリレオが戦ったのは、天動説を神の思し召しとばかりに信じてやまない、当時最強の教会権力。
 なんだか、仏教と神道の国にはあわない引き合いじゃない?と一瞬感じる人もいたんじゃないでしょうか。わたしはその1人でした。

 でふと、アメリカを振り返ると、ガリレオの力が弱まってんじゃないか?ってなことが話題になっている。

 「進化論戦争」とでも言うでしょうか。TIMEの記事はこちら。要するには「学校でダーウィンの進化論以外のことを教えろ!」と。で、何を教えるかというと、「とてもとても進んだ知識を蓄えた何か(つまり、神)が初めから生物を全て設計している」というID説を教えろ!と言ってるわけです。「神が生物を創ったんだ。だから、サルが人になるわきゃない。最初から、サルはサル。人は人だ。」ということですね。神話を教えろというのではなく、科学の有力な一学説として生徒に教えべきだ!と。

 何百億円ものお布施で全米一の教会(教会の外には、職に困った人間や救いのない不法就労者が沢山いて、その金があれば産業を誘致するなど、本当の救いができるだろう? という批判もありましたが、どこ吹く風とばかりにアッサリと巨大教会はできました。)をぶちたてたテキサス州では、教育委員会どころか州議会レベルでも検討されています。他にも、モンタナ、カンザス、ルイジアナ、アラバマ、ジョージア、サウスキャロライナ、ミネソタ、オハイオ、西バージニア、ペンシルバニアも同様に、教育委員会と州レベルて検討がなされました。
 教育委員会レベルで行われた州は、5州。いきなり州レベルで検討されたのは、9州。
 アメリカの半分の州は、神のような存在が生物を作ったのだ、というID説を教えるべきと考えてるわけです。

 小泉さんは、アメリカのポチだ、という批判にもならない批判がありますが、この宗教と政治を見ると面白い。
 小泉さんは、宗教を向こうにまわして自らをガリレオになぞえてます。実際には宗教的な利権ですが。また、靖国神社の参拝も政治から切り離して考えているという彼の主張に通じるものがあります。
 飼い主であるはずのブッシュの国では、キリストが復活をしてきています。それも、とても利己的なバイアスのかかったキリストが。政治の長でもある大統領が、それを受け入れることを表明していますから、この国では右翼的キリストが政治と癒着始めているのかもしれません。小泉さんのベクトルと全く逆ですね。

 まぁ、こういう観点から観察しても、彼はたいしたもんだと思える。
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2005年08月09日

小泉

 八つ当たり解散とか、訳のわからんネーミングを主張するマスコミもありますが、彼の演説を読む限りにでは、彼のように首尾一貫して公約をやり遂げようという男は、かつていなかったはずです。
 そして、そういう政治家をマスコミは望んでいたはずなんですがね。

小泉内閣総理大臣記者会見 [衆議院解散を受けて]

 「・・・私は4年前の自民党の総裁選挙に出たときからこの民営化の主張を展開して、自民党の嫌がる、野党の嫌がるこの民営化の必要性を訴えて自民党の総裁になり、総理大臣になり、総理大臣になってからも郵政民営化が嫌だったらば私を替えてくれと言っていながら、なおかつ自由民主党は私を総裁選で総裁に選出したんです。

 総理になって、衆議院選挙においても、参議院選挙においても、この郵政民営化は自民党の公約だと言って闘ったんです。にもかかわらず、いまだにそもそも民営化に反対だと。民間にできることは民間にと言った民主党までが公社のままがいいと言い出した。公務員じゃなければ、この大事な公共的な仕事はできないと言い出した。おかしいじゃないですか。」

 「・・・これは率直に言って、選挙のときに確かに自民党も民主党も、この郵政三事業に携わる国家公務員の支援を受けている、大事な選挙支援者だと、応援してくれる人の言うことを聞かなければいけないという気持ちはわかります。しかし、これは一部の特定団体の言うことを聞くのも大事でありますけれども、国民全体のことを考えれば・・・」


 婉曲に言っていますね。自民党党員で、郵政法案に反対した者は一部の利害関係者の意見を代表していて、国のことを考えていない、と。
 
 そういうのが利権といわれるものですね。利権というと響きは悪いですが、知的財産権だって乱暴にいえば利権といえるかもしれない。一種のコントロールをする力を与えることは必要なのかもしれない。しかし、同じ権利でも透明性がまったく違う。
 どういう資金が誰から誰に流れてその結果はどうだったのか、そんなことがはっきり分かる仕組みのうえに知的財産権は形成されています。その仕組みが「民間」ということです。公社だって、決算書を出して自立自営でやってる!と反論する人もいますが、たばこ公社などを解体してきたのは昭和の時代の話です。いまさらどういう論理をひけらかすつもりなのでしょうね。説明する気にもなれません。

 郵政の330兆円の行方が、民営化すると危機にさらされるというマスコミがいます。
 では、その公社の決算書を見てみればいいでしょう。330兆円というキャッシュは存在しません。海外の投機家がこぞってやってきて、その金を取ってやろうっても存在しないんですよ。ほとんどが(3分の2以上)は、国債などの有価証券という形で保有されているのです。一部のキャッシュが、財政投融資などにまわって地方の公共事業に投資されていきます。
 問題は、その投資対効果が怪しいということです。公共投資となると、失敗してもせいぜいマスコミに叩かれる程度で、投資を断行した人間の資産を没収してまで債権を回収するということはありません。つまり、無責任でいいわけです。
 だから、わずかに使われるキャッシュの効価を明確に示す必要があるのです。投資をする自由を、最悪破産するぞという責任を明確にして実行させることができるのは、「民間」というシステムです。
 だいたい、郵政法案は修正によって、民間の参入がほとんど不可能な状態になっていたので、この330兆円が危ない!などという問題は、端から存在していないに等しい。

 最後には、特定郵便局の経営効率の問題です。郵便局をどんな僻地でも存続させることも法案の条件でした。ということは、費用対効果を厳しくしないといけないということです。効果(売り上げ)の向上はそうそう望めません。となると費用を大幅にカットするしかありません。
 そのコスト改善を難しくするのが特定郵便局の制度。歴史的に築かれた様々な特典、つまり余計な経費をかけないといけないんです。しかもその経費が無くなったら、即、郵便局がなくなるという手合いの経費ではありません。
 こういう批判にあうと特定郵便局の中には、「我々の先祖は私財をなげうって、国家に尽くしたんだ!その恩をわすれたのか!」と主張する方がいます。わたしも、そういう先祖様は尊敬します。でも、その先祖を引き合いに出す人には質問せざるを得ません。
 
 「それではあなたは今、ちょうどあなたの先祖がやったように私財や利権をなげうって、国や子供の将来のために献身する気概はないのですか?」

 郵政改革で、郵便局もなくなりませんし、国の資産が外国資本に食われることも(ライブドアで有名になった)村上氏のような人間を除いては、ほとんどありません。そうではなくて、国のために尽くした士であった郵便局長が、いまとなっては私腹の士となり政治屋を操るまでになった逆転現象を改革することが、郵政改革の肝だということです。

 それから郵便はすでに、民間の宅急便にその一部を委託しているのですよね。高い経費をかけてアウトソーシングしてるわけです。アウトソーシングをするまえに、社内の経費削減をするのが普通じゃないですかね。

 ともかく、世襲が繰り返されると、食い違いや勘違いは、当たり前となって相続されてしまう。どこかで軌道修正しなければならないし、そのために筋を通す者が損をするのでは、後輩が育ちませんよ。
posted by ニャー皇太子 at 12:08| Comment(6) | TrackBack(1) | 人間-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月23日

ケミカルリサイクルによるバイオマスプラスチック製品の資源循環社会実験並びにバイオマスマーク第1 回商品認定について

 日本語が破綻しとる・・・。
 わたしも褒められた日本語は使えないが、それは天上の屋根裏奥深くにしまっておいても、↑の日本語はひどい。

 わたしなりに訳すと「おい!腐って自然にもどるプラスチックを使ってみようじゃないか?こんな商品があるぞ。今日はその1回目だぁ!」

 興味ありの方は、このブログがおすすめ。

 徒然ウォッチング ポリ乳酸に期待(1〜4回)

 わたしには聞かないように。
posted by ニャー皇太子 at 12:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 人間-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月15日

主権の委譲と共有

 民主党の民の字は誰を表しているのだろう?
 日本の民でないことは、次に示す彼らが欲する新憲法の考え方を見れば明らかです。
http://www.dpj.or.jp/seisaku/sogo/BOX_SG0057.html
(1)グローバリゼーションと情報化に伴う新しい変化や価値に応えるために。
 ◆国家主権の移譲や主権の共有へ
 ◆アジアとの共生


 主権を誰かに譲っちゃうか、その誰かと共有しよう!共有するのはアジアだ!と言っているわけです。
 主権って見たことないので実感がない人が多いでしょうが、実感できる例としてたとえば、こういうものがあります。

1.第2次世界対戦直後、日本は連合軍に占領されていました。占領されるということは、「主権」が国民にないことです。日本の政治は全部、連合軍が決定し実行していました。日本の国民は、なにも自分達で決められなかったんです。親のはずの国はないんです。連合軍だったのです。日本の文化も感情も主張も関係ない、原爆を実験的に使用して戦争を強制終了させた国の連合軍だったんです。

2.その占領時下でも、食器のノリタケなどは細々を食器をアメリカに輸出し続けています。もともと、ノリタケは大正だか(うろおぼえです。)の時代に日本の国策の一つ(産業振興)として生まれて成長してきたという歴史がありました。ともかく、その占領時の食器には、Made in Occupied Japanと記されています。日本で作ったんだけど、日本という国は連合軍のモノだから勝手に、Made in Japanなんて書けなかったんでしょうね。主権がないから何をするにも自分じゃ決められないわけです。

3.去年、主権を委譲してもらった国がありました。
 イラクです。
それまでは、アメリカ軍が指導するCPAという組織が占領し主権を握っていたのです。
http://www.jnews.jetro.go.jp/cgi-bin/newsb/wlnews.cgi?id=shiten&no=23
主権委譲とイラク・ビジネス
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/asem/asem6_gh_seimei.html
「・・・外相は、包括的な方法で全ての当事者を関与させた、イラクの主権の回復に向けた政治プロセスの重要性を強調した。・・・」

 自分探しび旅を不幸にしてイラクで終わらせてしまった方がいました。彼をしのび、彼の兄弟が言った言葉は「イラクの人の早期の幸福をのぞみます」でした。それをよそ目に、まわりは自衛隊の撤退を叫んだり、逆に彼の自業自得を叫んだりしていました。
 しかしその時、イラクに住む人たちはどういう状態だったのでしょう?
 主権がないイラクの国民が立たされていた立場は、好きとか嫌いとか、信じるとか信じないとか、正しいとか正しくないとか、そんな彼独自の考えや思想など無視されCPAの決定にただ従わされていたのです。ただその土地に存在する人間という動物と同じだったと言ってしまっていいかもしれない。かつての日本です。
 つまり、テロの副作用の一つは、ある国の主権をその国の国民から奪うというものだったわけです。
 
 民主党が望んでいる日本の姿は、主権をアジアのだれかにあげることが大前提です。
 強引に言うと、民主党の望む新憲法は、テロの副作用に襲われたイラクと同じ目に、あえて自ら進んで行こうというのです。
 日本に住んでいる日本の国民が望もうと望まなかろうと、日本の意志決定は日本以外アジアの国に差し上げちゃおう!と、民主党の政治家は考えているのです。そんなバカなこと思いつきすらしませんでしたよ。

 ジャスコなどのスーパーのタイムセールは、好きですよ。
 でも、国民の主権をタダで誰かに差し上げてしまえというのはまっぴらごめんです。なんでも安くすれば国民は喜ぶと思ってるんですかね。
 
 民主党、狂ってる。


 

 
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2005年07月14日

障害者自立支援法案

 うーむぅ、わからん。きれいに整理された数字がまったくないから、ぜんぜんわからん。
 どうして、政治に携わる方々の予算の書き方は、こうもわからんのだろう。ぜひ、簿記4級からやり直していただきたい・・・・
  

 郵政問題や、くすぶる人権擁護問題の影で、じつは、成立を熱望される法案の審議がストップしたり、通ってほしくないものが淡々工程を通過してしまったりしている。
 
 障害者自立支援法案というのは、どうやら後者の部類の一つのようだ。

 ただ、何が悪くて何が良いのか、落ち着いて書かれているものがうまく見つからず、今ひとつ把握しきれないでいる。でもどうやら、障害者の負担が増えることになること、急すぎること、というのがいけないようだ。また、審議の工程で厚生労働省が間違ったデータをもとに議論を進めていたことも発覚し、感情を悪化させている。
 で、どうして、そんな負担を強いることを急いているのだろうと思ったら、現行の「支援費」という対策が破綻しているのが原因の様子。200億円くらい、予算が足りないのだそうだ。

 だから、全体像を把握しようと予算を調べていた次第。

 いろいろとさぐってどうやら、どうやらこんなとこらしい。

 平成15年から支援費という障害者の支援対策が動き出した。障害者が求める支援を提供しやすく、介護事業者の介入を簡単にし、予算も沢山設けたという制度。これは、6600億円の予算からスタートし、約7000億円に近づいた17年には破綻したという。また、支援費にともなって許可、無許可で乱立した介護サービス施設は6500箇所になるという。スタート時の見込みでは5500個程度をみているようだ。また、スタート時における利用者数はのべ約45万人の障害者をそうていしているようす。だが、その予想をはるかに上回った人数の方が利用されたという。
また当初の障害者数の見積もりは約450万人ほどということのようだが、いまではなぜか665万人という。
なお、破綻したといっている予算不足額は、年々増えたが直近で年間で200億円ほどだそうだ。

http://www.mhlw.go.jp/general/seido/syakai/sienhi/0110/6.html
施行準備関係予算(案)について
http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/02/tp0214-1e.html
障害者自立支援法案による改革
http://www.jdforum.jp/koukai_seitouron05.html
「障害者自立支援法」わが党はこう考える
http://www.j-il.jp/jil.files/daikoudou/gdtext.doc
「障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動」 実行委員会



 100万人いるというニートが、一日千円分(月間3万円)の税金を納められたら、間違いなくこの法案は不要で、現行の支援費という政策は円滑に回るんだろうに・・・というのが、ポッと思いついたこと。ま、これはさておき。

 まず、厚生労働省がこれがけの予算の事業で200億円ほどの赤字に窮するとは思えず。ということは、ほんとは収入面での問題では無く、支出面で問題があったんだろうなぁと。
 たとえば無許可の介護サービスに回ってしまったお金なんていうのは、非常にあやしい。また、誤解をおそれずに言うと、支援費の導入によって緩和された扶養要件(扶養家族はかつて支援の対象はなかったようだが、扶養家族であっても支援が受けられるようになった)のせいで、障害者になった方が増えた、ということもあるのでしょう。
 (障害者というと雇用者に敬遠され働けないケースがある。かといって財政的に自立できていないのに親の扶養家族から簡単に独立できるわけもなく、ある種の障害をもたれた方は、そっとそのことを隠して働かなければいけないケースが多かったのだと想像します。)
 
 で、たしかに厚生労働省の改革案の説明では、「在宅サービス」が赤字の根源のように説明されています。600億円の予算の16年度に約200億円足りなかったとなっています。17年度は900億円にまで予算は増やされています。厚生労働省としては、これ以上は予算を増やせないということでしょう。
 つまり、900億円の10%は90億円。これをこれから障害者の方に負担してもらいたい、というのが建前の趣旨なんだろうなぁと思います。200億円足りなかったので、90億円の負担を要求しちゃおうかなぁ、ということなのでしょうかね。

 厚生労働省の規模からいったら90億円ぐらいではびくともしないと思うんですね。だったら、べつに改革は必要ない。でも、そうしないといけないのは、ひとつには、「毎年むやみに増えること」を止めたいということでしょうか。
 障害者が名乗りを上げられ易くなったことはいいことで、これからは地域の雇用者は考えなければいけないでしょう。仕事がなかったことが(たぶん)障害者が増えた原因の一つだと思うからです。
http://www.din.or.jp/~yukin/popula.html
アジアの障害者障害者人口
「・・・人口調査では障害者数が過小記入される問題があり、それ故おおまかな障害施策を提供することができるだけである。もし、データを分析する間に過小記入の問題が考慮されるなら、人口調査は人口での障害の頻度と分布に関する基礎情報を提供できる。頻度・分布データは政策立案と地域毎の資金割り当てに欠くことができない。・・・」


 ということは、支援費が理念とおりに障害者に行き渡っていなかったというのが厚生労働省の着眼じゃないでしょうかね。乱立した介護サービスというのがやっぱり怪しいのかなぁと。障害者の負担を求めるのは、乱立した介護サービスの認証を行ってからでもいいんじゃないでしょうかね。



 

 
 
posted by ニャー皇太子 at 13:50| Comment(0) | TrackBack(1) | 人間-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月13日

差別

 最初はよくあるトンデモ話だろうと思っていたのだけれども、実は本当だった話。
 アメリカ政府が、意図的に黒人男性の梅毒患者の治療を拒否し、病気の進展具合を観察し研究していたという、Tuskegee Study。

 ヴァージニア大学のサイトにちょっと詳しくのっていました。

 1932年から1973年まで40年間続けられたこの研究で、約400人の方が、その実験対象となった。そして、1997年に当時のクリントン大統領が生存者などをホワイトハウスに招いてアメリカ政府を代表して謝罪をしたのだそうです。同時に、Tuskegee大学に約2000万円を寄贈し、Bioethics研究所を設立したといいます。
 その時のクリントン大統領の言葉の抜粋が、こちらにあります

 日本では人権擁護法案に関する意見が、けっこう散見されます。それも多くが反対意見。わたしも反対の立場ですが、ただ反対の理由がだんだんと煮詰まってきているようなので、権力による人権侵害の最たる例の一つとしてこの事件を上げてみました。
 いまこの法案に賛成だろうが反対だろうが、将来、政治家になられる方々もいるでしょう。だれにでも一応チャンスはあるはずです。だから、自分が政治家になったときのことを想像してみてください。そして、この法律の理念が求めていることと相反する予期せぬ事態がおきてしまったと想像してみてください。その時、法律のせいにしたり、過去の政治家のせいにしたり、「時と場合によるから」と分析などしたりしないで、とにかく謝罪をし責任を丸かぶりできる自信が今からありますか?ないのなら、反対すべきです。
 人権を守れるものは法律ではなくて、倫理、道徳、良心、情操教育、そういうものしかないと思うからです。

posted by ニャー皇太子 at 12:59| Comment(7) | TrackBack(0) | 人間-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月30日

歴史は繰り返す。

 (長くなっちゃったので、推敲もせず(いつもろくにしないが)あげちゃうどす。おいおい直してきます。)
 
 メモリアルデー・ウィークエンドということで、町の中心で屋外コンサートがあったので、行ってきた。

 去年はなかったのだが、今年は第2次世界対戦のころに実際に使われていた、ジープ(GM製)、水陸両用社(フォード製)、半分戦車+半分トラック、医療車両などなどが、展示されていた。
 好きな人たちが自らリストアして並べている、ちょっとした博物館。彼らは軍服を着て模型のライフルなどを持って、子供やその親たちに説明をしたりしていた。

 またあちこちには、退役軍人の方と家族が大挙して陣取って盛り上がっているグループもあった。

 こんな催し物で思い出すのは、祖父の足だ。第2次世界大戦に参加して負傷し、十分な手当てができなかった為に、ひざが棒のように固まってしまい曲げることができなくなった、足だ。
 保育園のころには、よく一緒にお風呂に入ったが、まっすぐな足なのに起用に湯船につかるもんだなぁ、と変な感心をしたことを覚えている。その足に乗って、10まで数えていたような気がする。
 たしか、「戦争で曲がらなくなっちゃったの?」と聞き、「そう。」という返事があったような気がする。それ以外、祖父が戦争のことを口にしたことは一切ない。

 さて、そんな思い出を繰り返しながら、楽しく語らう元軍人たちを見た。「結局かれらは、駒なんだ」と痛切に思った。祖父もそうだ。駒である以上、意見など作戦遂行時には不要で、戦争に勝つための様々な命令を実行し成功させるしかない。戦争がおわれば、いろいろな世論が待っているだろうが、駒であってそして、戦争のごく一部の命令しか見ていない人間には、戦争を語ることは実は案外と出来ないものじゃないかと思う。とくに、敗戦した側では顕著だろう。
 その意味では、無言で去った祖父にはあらためて尊敬の念を感じた。一方、戦争に勝ったこと祝い、勝ったことだけが当時の戦争の意義を正当化し続けるという見え隠れする考えには、激しい抵抗を覚えた。戦争を美化するしか目的をもたなくなったメモリアルデーは、じつは憎しみを育てるだけの意味しかない。

 

 さて、そうすると自然に頭は、いまの日中や日韓の問題に飛ぶのだが、いかんせん、知識がない。やっつけ仕事でサイトの斜め読み。

 まずは・・・
 http://88th-night.tea-nifty.com/nekojita/2004/09/post_14.html
 ここのブログのコメントのところで、唯一戦争を仕掛ける組織である国とそれを形成する国民の関係の違いお勉強。
 
 それから、靖国神社の訪問の件で・・・
 http://www.hcn.zaq.ne.jp/caarc303/page019.html
 ここで、日中韓の経緯なんぞお勉強。

 そして、養老さんの「中国人は敵を墓まで追いかけて恨みを晴らすが、日本人は死んだらホトケで・・・」というくだりが頭をよぎったので、儒教、仏教について・・・
 http://cgi.ichikawa-souten.jp/user-cgi-bin/ichi_column/diary.cgi

 まぁ、こんな付け焼刃な斜め読みの感想からいうと、「歴史は繰り返す」んだなぁと。
 日中韓は、ずーっとこんな関係を続けてきてるんでしょう。歴史認識なんて言い出したら、一体いつの時代まで遡るべきか答えはありません。ずーっとこころの奥底でいがみ合って関係しかないんですから。(しかし、日中韓間のそれぞれに対するそれぞれの感情っていつ、作られるんだろう???)
 もう、言いたいことを言っちゃえばいいでしょう。
 
 そして、いちいち真剣に神社の取り扱いを論じたりする必要はありませんよ。理事国入りをどうするのかを議論するほうがよっぽど効果がありますよ。
 
 だって・・・
 
 各国には各国の戦没者の追悼の仕方があるから(だったかな?)という理由で、GHQによる靖国神社の焼き払いは中止になったと聞きました。
 つまり、キリスト教の国からしたら、中国や韓国の言い分は明らかに内政干渉です。(しかし、そもそも、検討中の教科書の中身が他国にバレるってこと、異常でしょう。公安さんがらみの問題には、なぜならないんだろう???)
 中国韓国の、儒教、仏教、道教(?)、キリスト教の融合した国からしたら、、、なんでしょうね? でも、要するには、長年のいがみ合いをなんらかの理由で、ボルテージを上げてるだけ、としか合理的に考えたら答えはありません。つまり、日本の理事会入り問題、かな。

 前出の http://cgi.ichikawa-souten.jp/user-cgi-bin/ichi_column/diary.cgi の「見えない世界、真実の世界」ってコラムでは、「許すこと」がどの宗教にもとっても重要で大切なものだって智されてるとあります。
 スリランカは、それを実践して2次世界大戦の日本への補償要求をしませんでした。
 アメリカでも、とある母親は今のアメリカの考え方になみなみならぬ危惧を示しています。「アメリカがやってることは、かならずシッペ返しをくらう。ローマ帝国のように。わたしが生きてるうちはいいかもしれない。でも、わたしの子供達がとても心配・・・」
 こう考えると、中国と韓国が、日本の向かっている方向に危惧を表明する意味で、日本をバッシングなら過去を引き合いに出すのは、感情的にも論理的にもおかしいんですよ。もっと、他に行動・表現方法はあるはずでしょ。
 直近の過去を引き合いに出して日本を責める理由は、理事国入り問題で国際世論を引きつけたいってな事しかありませんね。それと、日本は相手の文句に真正面から取り組んでしまう国なので、たとえ理事国入りさせたとしても、何か見返りを十分に期待してるんでしょ。

 だからつまり、歴史が繰り返してるだけだとおもって、文句には文句で返しとけばいいんです。そして、神社ではなく、理事国入りを議論する方がいいのでないかなぁと思うのでした。


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2005年04月20日

衆議院TV

国会の審議、生放送と、ライブラリ。

ビデオだったた、口語をそのまま記述した議事録を読んだり、いいように切り取られたメディアの記事を鵜呑みしたり、そんなことを心配しなくていい。
うーん、便利な世の中だなぁ。

けっこうおもろい。

こういうビデオを検索するサイトがあったらもっと便利だな。

BarbieRun1.jpg
posted by ニャー皇太子 at 10:33| デンバー ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 人間-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

委員会は未承認GMOがEUに入ることを停止するため米国の輸出品に証明書を要求する

委員会は未承認GMOがEUに入ることを停止するため米国の輸出品に証明書を要求する


EUは、未承認のGMコーンが、アメリカからヨーロッパに輸出されないように規制をかけるのだそうで。日本はどうするんだっけか???思い出せん・・・

しかし、この問題のカテゴリーは悩むところだ。

posted by ニャー皇太子 at 10:11| デンバー ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 人間-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月19日

横浜市、市民による公共事業の事前評価制度を導入

横浜市、市民による公共事業の事前評価制度を導入

横浜市総務局は4月14日、公共事業の効率化と透明性の向上を目的に、平成17年度より事業着手の妥当性を市民が評価する事前評価制度を政令指定都市で初めて導入することを発表した。同制度は平成16年度の試行を踏まえて実施するもので、公共事業に着手する前に、事業実施局がその必要性や効果、環境への配慮などについて作成した評価調書を公表、それに対して市民から意見を募集し・・・


侃々諤々(かんかんがくがく)やったらええどすな。
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2005年04月06日

教師を輸入せよ!

ニューメキシコ州では、急増するスパニッシュ・スピーカーの人口に教師の数が対応できず、メキシコから英語とスペイン語のバイリンガルの教師を輸入するそうです。小学校の教師です。そのために、公立学校では旅行資金を貯めているそうです。

かとおもうと、公立学校の校長が学校の運営資金を横領していたかどで逮捕されている。金がなくて給料を払えないという理由で何人かの教師をクビにしていた学校だったそうです。

そうかと思うと、日本では「給食のときに、うちの子には いただきます と言わせないでください!」とクレームする親がいるとか。その理由は、金払ってるからいただきますなんて言う必要がないからだそうです。
posted by ニャー皇太子 at 09:04| デンバー ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 人間-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月26日

日本と豪州、相思相愛。

小泉は、ブッシュのポチだ!
なんて、2チャンネル好きな人はよく見る文言です。

が、

豪州との仲も急接近中。
イラクでは、豪州の軍隊が日本の自衛隊を背後から守っている。
日本は豪州の東アジアサミット参加を支持。
豪州は、日本の国際社会での益々の貢献を支持。(常任理事国のことですかね)

豪州首相は、「たとえイラクで日本自衛隊を守るために、わが国の軍人に死者がでても、わが国は日本を責めることはない!」と発言。(ソース、無くしました。)

いっぱい日本は資源を輸入してますから。上等なお客なわけですね。
歴史的も軋轢もない(のかな?)

ここに、中国と豪州が急接近を開始してるわけです。中国は、底なし需要と低コストを武器にした供給基地として成り立てる、ある意味アメリカみたいな国。エネルギーさえあれば、いくらでも成長し続けられるとんでもない経済圏です。

さぁ、これからどうなることやら。

posted by ニャー皇太子 at 12:49| デンバー ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 人間-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月15日

しゃべり方 入門講座:アメリカの大学編

Fightting Words 101

タイムの3月14日号の記事です。
アメリカの大学では、言論の自由を守るために、州知事、国会議員、教授、生徒を二分する議論が巻き起こっています。議論というよりも、すでに喧嘩の域が入っているようです。

一方の主張はこうです。ブッシュ政権の今の行動は、まるで2次大戦前のナチ党のようだ。人の話を聞かず、なんでも強引に突っ走るだけ。おかげで、そういう風潮が善となってしまい、たとえば教授が学生の前でブッシュの批判や、進化論を絶賛などしたものならトンでもない仕打ちを受けることもある。学生同士の間でもそうだ。こういう言論の自由を押しつぶすようなことのないように、法律を作って自由を守ろう!

かたや、↑こんな主張する奴らは、悪魔に魂を売った人間だ。華氏911のムーアなどいい典型だ。これは、国民を間違った方向に導く悪魔の仕業だ!そんなことが起きないように、正しい言論の自由が守らなければいけない。法律を作ろう!

去年の選挙戦は、社会人だけのものではありませんでした。共和党、民主党それぞれが、有名大学のサークルに多額の支援を行って、将来の党員の囲い込みと啓蒙を徹底的に行うという面もありました。
(ただ、世界的なアメリカ批判が高まったり、じつはブッシュ政権は一部嘘を並べていたことが分かった若しくは、限りなく疑わしいということが分かったので、共和党派生徒は、部分的に民主党のリベラルな主張を取り入れたネオ右翼派になる、という不思議な現象があったといいます。)

ともかく、至上最高の金がかかった選挙だったことは有名ですので、それを推して考えれば、こういう大学への資金の流入も半端なものではなかったのでしょう。だから、その資金の洗礼をうけた生徒も、徹底的に2つに分けられていることでしょう。

問題は、分かれるたことではなくて、分かれたうえに他人の言うことなんか聞く耳もたないという強固な壁を作り上げていることでしょうか。壁なんてなまやさしいものではなく、きっと要壁でしょう。

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2005年03月10日

自由と平等と、寿命。

ニューヨークでは、低所得層は高所得層よりも5年も、寿命が短いのだそうだ。
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20050309#p5

自由な競争は経済を発展させるのに必要なシステムだ。
人間はだれでも自由である。責任を果たせば自由である。
でも、結果。
競争にやぶれた(?)低所得層の人間は、自由を謳歌できる時間が短い。5年も。

まぁ、これはかなりうがった見方だけども・・・

ブッシュが当選して以来、アメリカの保護主義と自由主義-特に貿易に関する自由貿易主義は、複雑にかつ、綺麗にアメリカを分断してきた。そして最近は、自由主義を支えてきたブッシュ得意の「健全な科学」や「ケインズ派」は、反ブッシュ感情に立脚する保護主義の強まりをついに、押さえきれなくなってきているのが散見される。
ホワイトハウス、議会、司法という3権。それぞれが保護主義vs自由主義という対立によって、2つずつに割れ始めている。
挙句に、民主党、共和党。その中でも、この2つの考えによって新しい分割がはじまっている。もう、複雑。

アメリカは、9・11で物理的に攻撃され、その見返りに物理的にイラクを占領することで強さを誇示した。
しかし肝心のアメリカ国内では、アメリカを形成する契約の概念(その代表が憲法)が複雑に2つに分断されはじめているようで恐ろしい。
だって、この危機を簡単に救うにはナショナリズムを煽ればいいから。しかも武力があるとナショナリズムは一番てっとり早く高揚させることが出来るから。

って、訳分からない深読みしすぎだぁ。

とにかくだ。金ないやつは、早く死ぬ運命なのです、アメリカでは。日本はどうなんだろう?

posted by ニャー at 13:51| デンバー ☁| Comment(2) | TrackBack(2) | 人間-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月06日

生中継で見たいのは、あんたらの脳みそや!

NHK予算審議「生中継を」 民主提案へ、実現は不透明

 民主党は、職員による不正経理事件など不祥事が相次ぎ、受信料不払いが増えたNHKの予算案を審議する衆院総務委員会をテレビで生中継するようNHK側に求めることを、近く同委理事会で提案する。NHK予算案審議の同委員会は今月中旬に開かれる予定だが、実際に生中継が実現するかどうかは、与党側の対応による。


@ NHKの予算審議を生中継することは、一連と不祥事が抱える問題の解決にはなりません。力を失ったものを蹴り続けて、自分の感情をなだめるだけです。そんなもの提案させるために税金使わせてやってんじゃない!頭使え!

A ○○委員会なんてのが、院のなかにいっぱいありますね。その委員会での議論。ひどいもんだわ。よっぽどそっちの方を生放送してほしいね。まぁ、人のことは言えんから画面を通すのはやめて、ラジオでフル・ライブでもいいですよ。日中、あれだけ車の中なんかでラジオを聴いてる人は多いんだから、テレビよりずっといい。
ちなみに、ひどいのは、民主党の「次期○○省担当大臣」とか、訳のわからん肩書き持って喜んでる人ら。安っぽい政治団体と変わらんわ。
posted by ニャー皇太子 at 15:20| デンバー ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | 人間-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月23日

岡田屋さんちの息子さん

「野党」改め「政権準備党」民主党が宣言、浸透に疑問も
 「野党と言うと、永遠に批判だけしているイメージがつきまとう。これからは政権準備党と言おう」。民主党の岡田代表は22日の代議士会で、党所属の衆議院議員に、こう宣言した。


えーとですね。批判だけしてるイメージがつきまとうと言いますが、その通りだから仕方ない。
もっといえば、そもそも批判にもなってない。ただの悪口を正々堂々と表で言ってるだけ、みたいな、そんなしょうもない発言ばかり。
中身がない言質しか発することが出来ないから、政策を主張してるつもりでも、霞を食ったような話ばかり。スジも通ってなければ、風向きしだいではどっかに霧散しちゃう。そんな、中身のない組織の批判など、批判にもならない。

政治家は、どれだけ国民がバカかを見分けることが仕事と書いた先生がいました。それでいいんじゃないかと思うんです。つくづく自分もバカだと思うし、バカをバカと言われたところで頭に血が上るくらいですむ。

だけど、バカを利用しちゃだめだよ。バカにはバカなりの説明が必要であって、「ウケ」ねらいで政党の支持を挙げようなんて、こざかしい。バカを利用してることが分かったら、恨みをかいますよ。

公務員が副職もっちゃだめって知らなかったよーって、親族会社の役員でいた党首。もう、それだけで失格なんですよ。ジャスコだったら何十億って金をかけて、見てくれを良くすれば支持は上がります。でもそれは、スーパーだから通用する戦略なんですよ。スーパーは、セルフサービスって自分で言っちゃうくらい、ただの売り場、なんです。つまり中身はなにもないただの場所を提供するだけなんです。場所がきれいだったら、なんとなく人は集まるでしょ?

でもねー、政党なんですよ。策で、国という中身のぎっしり詰まったものを統べろうというのに、アドバルーン上げてどうすんの?

民主党、おわってるよ。


posted by ニャー皇太子 at 10:39| デンバー ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 人間-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月22日

「次の内閣」ってなんと?

ライブドア擁護の考え...民主「次の内閣」金融担当
民主党の「次の内閣」経済財政・金融担当の峰崎直樹参院議員は21日、自らのメールマガジンで、ライブドアによるニッポン放送株取得問題について、「国際的なM&Aが進展する時代であり、株式会社を買ったり売ったりすることを通じて資本を有効に活用することも必要だ」として、ライブドアを擁護する考えを示した。


いきなり結論:民主党、これじゃ、ダメだぁ。

ライブドアなんかどうでもいいんですよ。それを引き合いにして語っている経済についてのお考えが、ダメだぁ。
国際的なM&Aが進展する時代、、、って一体何十年前の話じゃい!
株を売買すると資本の有効活用になるって、、、って、自分で書いていて意味わかってないじゃろ!

posted by ニャー皇太子 at 11:18| デンバー ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 人間-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月05日

To End All Wars

アメリカのテレビドラマ24以来、妻はキーファー・サザーランド狂いになっている。
可哀相に、ブラピの順位はかなり落ちたようだ。

ともかく、もうそうなると、どうにも止まらない。
毎日家に帰ってくるなり、「キーファーはあーだった、こーだった」という報告が始まるのである。

「ねー、ねー、キーファーのお父様も、すっごい役者さんなんだって!」「でね、去年のオスカー賞のビデオ見てたら、親子で出てるのよ!すっごくねぇ!」

ビデオを見てみると、たしかにサザーランド家の親子が出ていた。そして瓜ふたつ。似ている。
が、父親の顔を見て思いだした。

(大役者じゃないんじゃない?たしか、Virusって映画では、変態船長だったはず、、、)

ま、それはさておき、課題の映画。

たまたまレンタルビデオ屋で見つけた映画で、キーファーが出ているから、という理由だけで借りてきたものだ。でも、上映されたのかどうか、さっぱり記憶にない映画だ。

(まぁ、はずしても文句は言うまい。変態船長の息子だから、訳分からん3流映画にも出ているだろう、、、)

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posted by ニャー皇太子 at 12:01| デンバー ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 人間-政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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