2007年01月30日

リバティの300週

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リバティの300週にはこんなことがあった。

25週は、アトランタのデカルブ郡の犬猫施設で里親をずっと待っていた。シャイな猫用の部屋で。ひときは小さく。

うちにやって来た2日後。いきなり左目涙腺が細菌感染して涙が止まり、左目全体がバクテリアの巣窟となった。だからつぎの25週は、目の医者に通い続けた。あと一週間回復が遅かったら、左目は摘出されるところだった。

140週は、絶好調だった。
ホイップクリームが初めての大好物だった。
ポテトチップスも大好きだった。
トロロ昆布も食べた。
カナブンやハエも良く食べた。
鳥も捕まえようと必死だった。
好物を食べると嬉しくて部屋中を駆け回った。そして遠吠えをした。
天気のいい日はベランダの手すりに上がって、短い歌をオンチに歌っていた。
バービーには、ヤキも入れていた。
さみしい時は、怪我をした左目から涙を流した。

いつしかおかしな症状が出始めた。目の上を掻いて掻いて、カサブタが絶えなくなった。そんな50週、初めての腫瘍を摘出した。摘出したらカサブタが収まっていった。生活の舞台はカンザスシティに移っていた。

しかしまたいつしか、カサブタを作りはじめた。医者から処方箋付きの低アレルゲンのキャットフードを薦められ、トロロ昆布もソフトサラダも煮干もドクターストップ。
この50週。2つの目の腫瘍が左肘の外にできた。またもや、皮一枚下に出来ていた。
(きっと次の50週の間に、また新しいコブができてしまうのだろうと、ちょっと慣れてしまった。)
生活の舞台は、フォートコリンズに移っていた。

そして急遽、日本に帰ることにした。リバティの書類を再確認した。なんと春に接種したワクチンが生ワクチンだった。日本の検疫では受け付けてくれない。
しかし抗体価はバッチリだし、接種後180日経過して生ウィルスが狂犬病を発症させた痕跡もない。だから、生ワクチンだったけれども不活化ワクチンと同じ結果をだったことは誰の目にも明らか。検疫で引っかかる本質的な要素はない。
でも、法律が紙にそう書いてあるからだめだった。リバティは一緒に日本に来れなくなった。

すると心優しい友人宅がしばらく預かってくれると申し出てくれた。本当にありがたかった。
(必ず迎えにくるから。)
でもそのお宅でリバティは、生まれて初めて猫の仲間を出来た。餌の食べ方を教えてやったり、頭を叩いて猫モラルを教えたり。毎日毎日、追いかけっこをして遊び続けた。この9週間、きっとリバティは猫を最高に満喫していた。
それだけじゃなく、マッサージだって毎日してもらえたし、好きなパソコンも見せてもらっていた。

わたしは大工と仲良くなろうとしていた。キャットウォークを内緒で付けてもらうために。玄関を入るといきなり目に入るキャットウォークから、リバティが世界を覗き見することが出来たはずだった。

7日前。

体調に異変が見られた。急を知らせるメールが入った。唇のアレルギーがいきなり悪化していた。足がうまく動かなくなっていた。体重は0.2kg減っていた。
お医者でアレルギーの炎症を抑える薬を貰っていただいた。でも体が受け付けなかった。薬は、いつもの薬より弱い薬のはずった。
(なにか、ひっかかる。)

一気に元気がなくなったという。さらに体重が0.2kg減っていた。
食べられなくなってきた。水が飲みたくても飲めなくなってきた。手ですくって水は飲んでもすぐに吐いてしまったという。
おしっこも出ずらくなっていた。
(腎臓と胃腸がおかしい。それも相当・・・。)

急いでまた医者さんに診ていただいた。果たして、下腹部にしこりが発見された。改めて300週前からのカルテも全部ひっくり返して見て頂いた。

診断はガンだった。
内臓に転移していたらしい。
少なくとも腸がほとんど機能していないようだった。
数日で0.2kgも痩せている。リバティの体が自分の筋肉からエネルギーを摂り始めているってことだ。末期だ。
きっと免疫も完全に狂っている。だからもしかして水すら受け付けない?!?
(いま、そばにいてやれないことが、ただただ、たまらない。なんでもかんでも、食わせてやればよかった。)

いまリバティは、寝ている。写真のように、スースーと寝ている。こっそり起きては、飲み食いをしようとしたりするらしい。でも、歩みはやっとこらしい。でもすぐに戻ってきては丸くなっているという。



このブログは、リバティのふてぶてしさで、集団になった人間の英知の不条理を浮かび上がらせたくてはじめたものだ。犬は、潤滑材だった。

リバティの最後のふてぶてしさ(わざわざ、こんなに思ってくださる里親さんの所で重病を患う必要はないというのに)は、こうだ。

命は重いもんじゃない。
命は自然に壊れやすいもんだ。
よく覚えておきな。




これからわたしは、リバティに大事な決断をする。
posted by ニャー皇太子 at 00:42| Comment(0) | TrackBack(1) | 人間-日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月03日

冬の花火

 年越しに花火が上がったので、撮ってみた。割とこの辺りでは密集しているダウンタウンの、ビル郡の屋上から10分くらいドンパチと上げていた。(こんな花火大会を許可する自治体や消防のこのおおらかさは、怖くもり、勢いを感じるところ。)

 いまいち気分が入らなかったので、自分的に駄作ばかり。だから、サムネイルにて逃げ。

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「イキナリ飛ばしすぎ」

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「網かぶり」

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「ロリポップ」

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「深海魚」

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「ドラゴンボール」
posted by ニャー皇太子 at 14:02| Comment(6) | TrackBack(0) | 人間-日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月01日

2006年もよろしくお願い致します。

明けましておめでとうございます。
犬は死ぬまで特訓、特訓、猛特訓。なんてエラそに言えないのは実は人間。毎日、勉強勉強、です。
本年もよろしくお願い申し上げます。

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OnとOff。しっかり働いて、デロデロに休もう。
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吐いたツバは、かならず自分に戻ってくる。
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2005年12月25日

クリスマス・イヴ 朝 

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目線の先には、妻が作った犬用ケーキがある。所詮、犬はいぬ。イベントより団子。

その辺、猫はネコらしくなく、朝からソワソワ。窓を覗いては、まだ来ぬ来訪者を待っているようだ。

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posted by ニャー皇太子 at 04:35| Comment(4) | TrackBack(0) | 人間-日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月01日

超自己満足

 googleでも、yahooでも、どちらでもいいですが、「スパッチクック」と入れて検索してみる。

 なんと!
 検索結果で出てくるのは、なんだカンダと、このブログ「それ、ちょっと待った!」だけっ!

 インターネットの世界を征服した気分であ〜る。



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これは、妻によってボツにされた赤ワインソースのイングレであ〜る。なぜボツになったかって?煮詰めてるうちに、蒸発して無くなってしまったのであ〜る。
南アフリカのShiraz赤ワイン、チキンブロス、砂糖、タイムのミンチ。

posted by ニャー皇太子 at 12:30| Comment(4) | TrackBack(0) | 人間-日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月25日

スカイライン GT−L ターボ 2ドアハードトップ

 天井の塗装がはげ始めた真っ黒なスカイライン。これがわたしが始めて所有した車。

 直列6気筒のエンジンに、ターボとEGIで改良を加えたこのエンジンは、今おもえばたったの145馬力。でも、バンパー以外は全部鉄って感じのボディには、妙に安心感があった。そしてとにかくボンネットが重かったことを覚えている。
 2ドアだったけれども後部座席がやけに広く、トランクも馬鹿でかかった。だから、こんな非実用的と思える車でも、スキーに4人で一泊旅行しても平気だった。後ろに乗る人間は、グースカ、ピースカと良く寝れる余裕があった。

 当時、だんだんと市場に出始めた自動車電話(というのか?)を真似たラジオをくっ付けてみたり、エアーフィルターを交換してみたり、ターボタイマーをつけたり、etc、etc、、、わけのわからん改良ゴッコをしたっけ・・・
 バイト帰りに、酔っ払いのオッサンにコツンと釜をほられて数万円もらって、そのまま飲みにいったり・・・
 バスが坂道発進に失敗して下がってきて、重たいボンネットに乗っかってきたり・・・
 ハンドパワー・ウィンドーとか言って、手で回しているように見えないように窓を下ろす練習をしたり・・・
 
 うーん、なんか他にもあったような気がするがよく思い出せん。が、くやしかったのは、いくら「GT−Lターボだ!」といっても、「GT−R乗ってんの?」と間違えられたことだ。
 
 そんなGT−Rがまたまた復活のようで、2007年に。
 写真やビデオはここ。

 うーん。RX−8と、Zのプロトタイプと、お約束の丸灯を足して3で割ったらこうなったってな、、、うーむぅ。せめて、よこっちょのスカイライン独特のラインを入れてほしいなぁ。あと、そのフロントは、もう一工夫できんのかいな? むかーしの三菱のなんとかというコンセプトカーに見える。

 しかし本当のことを言うと、東京モーターショーのなかでは、ホンダのW0Wってのも、ちょっと好きだったりして。あー、わたしにスカGを語る資格は、もはやない・・・。


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posted by ニャー皇太子 at 11:23| Comment(6) | TrackBack(0) | 人間-日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月11日

WTO

 WTOの交渉が、年内の大枠の合意を目指して活発になっているそうです。

 朝日新聞のサイトによると、「米国の助成削減提案は、話にならない。」と、伝えていますが日経の方では、もはや日本は大筋を決める極国家としてカウントされていないという記事も。
 話にならん!と息巻くまでもなく、はなから相手にされていなかったら確かに話にはならない。EUも米国もブラジルもインドも痛くも痒くもないでしょう。
 
 しかし、そりゃこまる。軍事的な安全保障も必要だけど、食べものの安全保障ってのも大切。がんばって交渉して欲しいもんです。

 

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posted by ニャー皇太子 at 07:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 人間-日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月10日

コンプライアンス

 コンプライアンス、コンプライアンス、あー、コンプライアンス。
 英語にするのは、やめい!しかも、コンプライアンスを徹底するために、取引先の要件に一部上場とか縛ったり。

 とあるベンチャー企業が、顧客企業が突然設けたコンプライアンス規制のために、取引が停止を言い渡された。もちろん、そのベンチャーは何一つやましいこともしていない。グレーなこともしていない。しかし、顧客企業の方が問題を起したので、自浄作業の一つとしてコンプライアンスを強化し、そしてその割を食ってしまった。
 
 過剰規制や過剰な社内規制によって一方的な損害が発生する、このようなケースのために救済措置はないもんなんですかね。


shower

やっぱし、オイラも洗われちゃったっしよ。

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2005年09月19日

スパイダーマン

 スパイダーマンというコードネームをFBIから授かっているハッカーがいるそうです。昼間は、Sadia国立研究所のコンピューターの管理者をやってる彼は、夜2時になると起き出して、中国のサイバースパイからアメリカの情報を守るという仕事についてるのだそうです。
 
 彼がネット上で尾行をしたスパイグループの一つは、Titan Rainというコードネームで知られる中国のハッカーだったそうです。
 彼が最初に、TitanRainの痕跡を発見したのは、2003年秋のロッキード・マーチン社のネットワークへの何者かの進入だそうです。中国のスパイハッカーらは、文字通りすべてのファイルを手に入れてがっていた痕跡があったそうです。アメリカの防衛の一端をつかさどる企業の最も強固なセキュリティシステムを突破して、その一端はスパイの手に渡っていたといいます。

 その後彼は、このスパイグループをつけまわし、ついに中国広東省にアジトを突き詰めたということです。彼らのシステムはとても貧相なものだったそうですが、アメリカを脅威にさらしたのは確かなようです。通常のスパイハッカーは、システムを突き破った瞬間に嬉しさのあまりに何らかのミスをし、痕跡を残すのだそうですが、TitanRainはそのようなミスを犯したことがなかったそうです。
 しかも、1回の進入は10−30分という短い間に限られており、そして、通常では発見できないような小さいな目印となるコードだけを残し(次回に進入しやすくするため)、進入した痕跡自体を毎回毎回ていねいに消去するという念のいれようだったといいます。
 また進入システムは、韓国、香港、台湾といった国々にも重要なステーションを設けていて中国本土の発信地まで、なかなかたどり着けないようになっていたそうです。

 中国のハッカーが日本を総攻撃して、ウェブサイトが書き換えられる!なんてニュースをたまぁに目にしますが、会社や市町村のウェブサイトの書き換え程度なら、いまどきなら小学生がやってのけても全く不思議じゃない。日本を敵国視している国のハッカーが、会社のウェブサイトを書き換えるなんて幼稚なことで喜ぶわきゃないでしょうにね。しかも、わざわざ「進入しました!」なんて分かるようなことするバカはいません。
 事は、そんなに幼稚な話じゃないってことのようです。


いいから、飯よこせ!

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posted by ニャー皇太子 at 09:18| Comment(2) | TrackBack(1) | 人間-日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月16日

犬も歩けば・・・

 飼い主と離ればなれになった犬。大抵が、家に取り残され溺れ死ぬか、洪水に生き残ってのも食べものがなく飢えに苦しんでいる。

 犬は、1週間は食べなくても大丈夫、なんて本で読んだことがあるが、人の救出が佳境に入るにつれペットの救出が始まったのは、やっぱり災害から1週間後くらいのタイミングでした。

 「残された犬は野良犬となって、腐り始めて化学物質に汚染された水を飲み、人の死体を食べている・・・」

 サラッとそのレポーターは言っていました。


 うーむぅ。

 いろいろな惨状を予想してきたけど、犬が食うとは、まったく考えが及ばなかった。ショックだ。


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 そうかと思えばうちの猫は・・・怒りはじめた。今までの不快感を全て凝縮してにわたしに睨み返しているようだ。

 昨晩、ペット用の体温計で体温を測ったのがきっかけだ。滑りやすいようにワセリンをつけて、プチュっと挿入。そして数分待った。
 その間、妻はそわそわで「何度?何度?」としつこく聞いてくる。
 そんな妻の心配顔の下で、わたしの手の中でマルくなっている猫は、みるみる顔を膨らませて怒り始めた。骨格的にはテニスボールより小さい頭蓋骨のくせに、怒って毛が膨らむとソフトボールくらいになる。
 
 それ以来、猫はわたしに対して怒りっぱなしだ。

 もしここに巨大なハリケーンが来たら、確実にわたしは猫に食われる!と覚悟をしている。

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2005年09月14日

言葉

 言葉は便利なのか?
 意思疎通に言葉は必要なのか?
 
 ニューオリンズの問題は、政治や経済の問題ではなく、社会の問題だと誰かが言った。
 社会には、法律という言葉で築いたシステムのほかにも、沢山の要素がつまっている。

 こんな2匹を見てると、動物だって(種を越えて)社会を形成できてるじゃないかと思う。政治や経済は人間の特権だろうけど、その特権があるからって人間が動物に比べてどれだけ偉いのか、かなり怪しいものだ。ニューオリンズでは、あんなに簡単に社会が崩壊したじゃない?

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posted by ニャー皇太子 at 10:43| Comment(6) | TrackBack(0) | 人間-日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月13日

猫3日目

 傷口は綺麗に乾いてひっついている。腫れがひいたせいか動きにそってシワがよるようになった。
 昨日の晩は、うっ血が微妙に広がったのだが、今日の夕方には半分くらいに引いいている。皮膚の下の回復は順調な様子。

 しかし昨日(日曜日)の夜から、くしゃみをするようになった。朝晩に猟犬用にも使う栄養サプリを与える。
 今日の夕方にはくしゃみはある程度収まったが、咳にならない咳をしている。音にならない咳をするようにお腹が動く。また鼻が半分つまっているようで、くしゃみが出そうな何かが詰まった音が鼻のあたりからする。じっさい鼻がムズムズするのだろうか、しきりに鼻をなめている。今日は一日中、寝ていたという。

 風邪?! とにかく、かなり抵抗力が落ちている様子。

 明日の朝まで症状が続くようなら、医者に行こう。

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2005年09月12日

ぬいぐるみキャット

 縦12cmくらい、横巾7cmくらい。

 これが、うちの猫の首の付け根から、バリカンで5厘刈りにされている範囲です。そしてその中心に22針の縫い跡が。たった3.3kgしかないのでやたらと傷口がイタイタしい。
 
 自分もじん帯の再建術でそのくらいの傷が2つあるが、その時の痛み(というより、熱さ?)は今でも覚えてるような気がする・・・。いや、忘れた。でも、たった3kgくらいの動物にとっては、とんでもないでかさだろう。

 思いのほか傷口がでかい手術から帰ってきた本猫(本人)は、ともかく見慣れた風景とご飯に安堵したのだろう。帰ってきて30分後には蝿を追ってジャンプをかましていた。でも、痛いのか、つれるのか、疲れるのか、1回きりでやめてしまった。その後は犬のベッドを占領して寝入ってしまった。

 犬は犬で、猫が帰ってくるなりずーっと1分くらいオシリと尻尾と傷口の匂いをかぎ続けていた。何をしたかったのか、はたまた何か気持ちを伝えたかったのか、ずーっと猫を追っていた。でも、やっぱり、どう見ても、心配して匂いをかいでいたのだろう。とてもけなげ。
 しかし、人間の手くらい犬の鼻もばっちいだろうから、叱って匂い嗅ぎを辞めさせた。それからは、遠巻きにずーっと猫と人間の行動を見守っている。占領されたベッドについても、猫を追い出すでもなく自分は傍らに丸くなっている。

 (ところで2日も傷口を見続けると、最初はショックだったのもだんだんと見慣れてきる。いまは、猫の着ぐるみを着た猫に見えている。ピッと開いて中の猫を出したくなる衝動が、なきにしもあらず・・・。)

 さて来週には検査の結果がやってくる。不安だ。

 でも、この猫を見てると、わたしがどう感じようと本猫(本人)には関係ないんだなぁとつくづく思う。
 以前に比べて憑き物が取れたようなすっきりした顔になったが、行動は以前と変わらん。
 きっと猫には、人間が何を考えてどう感じていようが、余計なお世話、でしかないんだろう。疲れて甘えたい時にそこいて、旨いものを運んでくることが、人間の存在価値なんだろうなぁ。
 そう思うと、検査結果で気をもむのは、いい意味でバカらしくなる。
 
 だから今週末2日間は、とりあえずすぐ傍にいてやった。


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2005年09月07日

O'REILLY

 セリーヌ・ディオンは、ニューオリンズのために100万ドルを寄付しました。そして、ブッシュ政権の遅れにたいして文句をブイブイ言いました。

 FOXの人気キャスターのひとり、O’REILLYという人がいます。セリーヌディオンのこの行動は彼に言わせると、「100万ドルを寄付したことは良いことだ。」「皆が、そういうセリーヌの一部分を愛してる。」「でも、いつも感情的になる。彼女のあたまは空っぽなのに。」ということです。

 それから、O’REILLYは続けました。つぎは、各国の資金的な援助を並べて楽しんでいました。
 「中国が、500万ドル・・・。いいじゃない。友好国じゃないけど、まぁ、見方にしといたほうがいいな。」
 「台湾。友人である台湾は150万ドル。ありがとう。」
 「バングラディッシュ。100万ドル。信じられる?この何もない国が100万ドルです。すごいねー」
 「あぁ、日本。日本。100万ドル。・・・はぁ?日本は100万ドル?あの、日本が100万ドル???はぁ。何もいう事ないよ。呆れるね。カラオケにはあんなに金かけてんのに。。。」
 「驚くことにイギリスはゼロだよ。」

 という調子です。文章ではなかなか伝わらないのですが、金額をならべて下品によろこび、そしてその額とその国の印象をくらべて酔っ払いのイヤらしいオヤジのように笑いの種にしている。

 アメリカの共和党が世界から憎まれている理由が如実に出た瞬間。

 ROMAというオリジナル・ムービーがこの秋にはじまります。ローマ帝国を綺麗に映し出すドラマなのでしょう。皮肉なことに今おかれているアメリカの現状が、そのローマ帝国以外の何者でもないことに気がついていない。世界中から嫌われて憎まれて滅びた帝国の道を歩んでいることに気がついていない。
 
 そういえば昨日、どこかの番組では、「ニューオリンズは、必ず復興させる。アメリカはそういう力がある。広島を復興させたように、必ず復興させる。ボンを復興させたように。韓国を復興させたように。」と言い切っていた人間がいました。いったい、どういう教育を受けたらこういう人間が出来上がるのだろう。

 ともかく、災害直後には「援助はいらないよ。アメリカは自分でなんとか出来るから」といっていた大統領が君臨する国だが、一週間後には大統領のお膝元の共和党系メディアの人気キャスターは援助金の大小を比べて楽しんでいる。援助はいらないよ、といっていた裏では世界から石油の備蓄の放出を強要しておいて、石油ブローカーは便乗値上げ的な利幅の肥大化を楽しんでいる。
 
 どういう神経してんだ?


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2005年09月06日

ニューオリンズ Botched plan

 宣戦布告という小説。その3分の1は、政治家と官僚と法律の奇妙な関係が描かれていて、読者をイライラ、やきもきさせてくます。
 「事件は現場で起きてるんだ!」じゃないけど、現場の悲惨を助けるという目標から乖離して、現行のシステム(法律)を都合のいいように解釈をはじめたり、その責任のお鉢をまわしたり、どんどん目標から離れていく姿が描かれています。
 ニューオリンズでも初動が遅れた理由の一つは、やはり議員さんや官僚さんの間の意見の対立であったようです。

 クリントン元大統領はインタビューに答えて、「常に最善のシステムや組織を考えている。それが政治だ。でも今はもっと現実に集中したらどうだ」のようなことを言って諭してました。彼は、独自に基金を設立してすでに大手企業のスポンサーがついたそうです。

 被災地の中心になったジェファーソン郡のプレジデント(郡長?)の涙ながらのインタビューは繰り返して放送されています。「月曜日から援助を頼みに頼み続けてきた。必ず救出するという口約束がそのたびに交わされた。でも、毎日その繰り返し。毎日毎日、救出のための会議、会議で結局だれも救出にきていない。毎日救出を待ちわびていた母は、5日後の金曜日に結局溺れ死んだ。会議はなんて言い訳はもういい!黙って救助を送ってくれ!」というような話です。

 人間なら普通そうするだろうって事と、法律でやらないきゃいけない事という2つが社会のルールなわけですが、たまぁにこの2つは相反することがあります。前者を立てると後者が立たないとか、またその逆。
 で、思うのですが、前者をまっとうするために法律を犯してでも行動することが大抵の場合は、望まれる姿なのでしょうが、そういうことはほとんどない。少なくともあまりニュースになって表に出ない。むしろ私利私欲のためになら法律を犯したり、法律ぎりぎりのことをする権力を持つ方の話ばかり。そういう方々ばかりでは無かろうかと暗澹たる思いになります。
 今回の件もそれに重なるイメージがあって、なんともやるせない感じです。

 まぁともかくも、資金が下りたので物理的には回復への道へ動き出しました。街の回復だけでなく全てを失った方の生活基盤が早くいきわたることも期待するばかりです。それから亡くなられた方々のご冥福と、残された方々の心が少しでも安らぐことを。

 http://www.hurricanehousing.org/
 これは、被災者に対して余った部屋を貸与するオファーを集めたサイトです。ヒューストンでは、集まった被災者は23万人にのぼり、だんだんコントロールがつかなくなってきているようです。彼らのほとんどは早晩、全国各地に散らばるを得ないのではないでしょうか。



puppyB
posted by ニャー皇太子 at 12:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 人間-日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月04日

ニューオリンズ 分析

 さぁ、たんまりと予算(一兆円)がおりたので、これからの復興はとんでもなく早いですよ。それから、現地からは連日のようにハッピーエンディングの美話が伝えられるだろうと思います。
 今日のところは、新生児の話がもちきりです。嵐に襲われているなかちょうど分娩をしていた黒人おかぁさんは、危険を感じてそのまま水の中を泳いで逃げ、避難先で無事に赤ちゃんを出産しました、という調子です。でも、このお母さんには5歳の子がいたのです。その子の行方は分かっていません。お母さんは実は説明しようのない心境なのです。でも、キャスターは、新生児をかわいいかわいいと持ち上げきりでした。
 テレビクルーはどんどん入っているはずなのですが、決まりきった映像しか伝わってきません。治安も取り戻されショッキングな話がなくなってきたのでしょう。現地で未だに苦しんでいる人々のニュースバリューが落ちてきたのです。ヒューストンに避難したって、いつまでもドームで暮らせないんですがね。

 ニュースのポイントは政治の話に飛び火していっています。その一つは人種差別問題ですが、おそらく一番ストレートに伝えたのは、NBCが企画した有名芸能人による募金番組でのケインャ・ウェストです。”Groege W. Bush doesn't care about black people.”と最後に締めくくったのです。
 実は画面には、オースティンパワーズでドクター・イヴルを演じたマイク・マイヤーが一緒に出演していました。絶句していました。私は失笑してしまいました。
 ケインがこれを言い切ると画面がかわって、次の出演者になりました。次の出演者は、クリス・タッカーでした。かれは固まってショックで言葉を失っていました。
 NBCは、速攻で声明を発表しました。彼の発言はNBCの考えでもないし、ブッシュ政権の努力をたった一人の人間の発言が無にするとは考えない、とのことでした。

 CNNによると、じつは9/11のアタックのあと、アメリカの大都市における災害・テロによるリスク分析が行われていて、ニューオリンズは(まさに今回のようなハリケーンによって)9/11のNY以上の人的・経済的ロスを被ると報告されていたのだそうです。
 京都議定書から離脱することが外交での最初の仕事だった現在の大統領の考え方からすると、このような自然を相手にした統計学の答えなど考慮するに値しなかったのでしょう。
 しかし、戦略物資である穀物と石油の流通拠点であったので、それを軽く考えていた理由がどうもみつかりません。石油に関しては、災害によって石油は高騰しブッシュ家の資産が上がることがあるので説明がつきますが、穀物の流通を遮断するリスクについては、それを軽く観ていた理由がわかりません。

 GOOGLE EARTHで遊んだことはあるでしょうか? これを更に精密にしたシステムが政府にはあって、被災地については、ものすごい量の情報が集まられていると思われます。人種差別のせいで行動が遅れたと見られてますが、そんな単純なことだけではなく「この期におよんでそんなことを・・・」という計算や駆け引きがあっての行動だと思います。現地の人が苦労を和らげることが第一義ではなかったのでしょう。
 一兆円がアメリカでも貧しい州にいきなり注ぎ込まれるわけです。それをどう分配するかは、関係者にとっては、車すらなくて避難できなかった人々を救うよりも、とてもエキサイティングな問題であったのかも、、、しれないなぁと。
  

 ところで、避難された方々の将来の設計を語る人やシステムのニュースは、いまだ一つもありません。


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これは、9/11のアタックでひしゃげたワールドトレードセンターの鉄筋です。


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これは、9/11でアタックでワールドトレードセンターに突っ込んだ飛行機の窓の部分です。
posted by ニャー皇太子 at 10:28| Comment(2) | TrackBack(1) | 人間-日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月03日

ニューオリンズ ニュース ピックアップ

 マスコミの被災地美化が急激にはじまりました。
 また今朝の朝一のニュースは大統領の被災地訪問でした。浸水もしていないアラバマかどこかで、綺麗な服を着た、見た目ヒスパニック系の女性二人の肩をだいて励ます姿が出ていました。
 泣きじゃくっていた二人は5分後には笑顔に変わり、大統領と共に瓦礫となった居住地を歩いていくのでした。

 しかしマスコミの美化した映像が増えるということは、金が動き始めたという証拠です。復興はこれから一気に加速するでしょう。実際、水などの物資がようやくニューオリンズの中心にたどり着いたニュースが繰り返されています。
 しかし、同じニュース映像が繰り返されるだけで量などはよく分かりません。
 物資が入ると同時に州兵も入ってきましたので、犯罪はだいぶ軽減したとニュースではくりかえしています。

 昨日ニューオリンズ市長は、政府の対応ののろさをスラング混ぜ混ぜで強烈に批判していました。これはワシントンやニューヨークに住む国会議員さんの反感を一斉にかったようです。ジュリアーニ元NY市長を送り込め!なんて言い出す議員さんが出始めました。
 
 しかし、そのうちの1人は、今回の災害の被害者(死亡者)は1万人に達すると発表しました。

 それから黒人活動家団体が、人種差別が救援の遅れを引き起こした原因だと一斉に声明を出し始めてます。フロリダの被害対策まではとても機敏に動いていたので、ルイジアナやミシシッピなどの州への対応ののろさは、人種差別が根底にあったといっても、反論できるものがないなぁと。
 実際FEMAは当初、道が寸断されていて物資が入ってこないから救援ができないと怒っていました。しかし、その同じ日にABCかNBCのテレビクルーは、ごく普通のSUVで、一番危険でかつ一番物資が必要とされていた地域にたどり着いていて、悲惨さを生中継をしていたのでした。現地にたどり着けなかったのではなくて、援助が用意されてなかった、と。活動家が声を荒げる方が普通に思えてしまう。

 ところで、うーん、FOXのニュースを見ていると悲惨さはほとんど感じない。局の方針っていうのは露骨にあるものだけど、ちょっとあまりに美しいすぎる・・・。ニューオリンズのドームのトイレの様子を映した映像をみた後では、まるでシーンを変えて映画の続きを観ているよな感覚に襲われてしまった。


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2005年09月01日

ニューオリンズ・ショック

 ハリケーン・カトリーナは、トルネードのパワーを表すフジタ・スケールで言うところの、F5という規模の強烈なハリケーンでした。
 
 フジタ・スケールは、テツヤ・トルネード・フジタなる方が、シカゴ大学在籍中に考案したトルネードの規模を表す単位です。こちらに説明があります。地震でいうと、震度になるのかな?!
 それによると、F5というパワーの嵐は、1%未満の確率でしか起きないであろう巨大な嵐です。風速はざっくりと時速400〜500kmとされています。
 雨の日に高速道路を100kmで走ってる時、ちょっと手を外にだすと雨が痛い、という経験を誰でも持っているでしょう。時速100kmってそういうものです。その4〜5倍の風。雨だってそうとう痛いでしょうね。
 そしてだいたい建物が、そんな風と加速された水に耐えられるように設計されてません。ルイジアナでは、家が吹っ飛んでなくなっている地域がけっこうあります。広島の原爆を落としたあとのようだ、と表現されています。

 家をなくした人はドーム球場に避難していますが、電気も水もないところにすし詰めです。外は、約35度の熱気ですので悲惨です。ですので政府は、460台ほどのバスを用意し、そのドームにいる人をヒューストンのアストロドームに移送させているようです。少なくとも電気と水がありますから。

 ニューオリンズは海抜マイナスの都市で、ミシシッピ川にも挟まれています。案の定というか、堤防が決壊し街が水没しています。その水浸しの街では、どさくさに紛れて泥棒が横行しています。テレビもそれを中継しています。警察は、人命救出にいそがしく泥棒などかまっていられないようです。

 また、アメリカの石油の貯蓄製油場として重要な場所の一つでしたから、ガソリンが今朝からいきなり上がっています。1ガロン3ドル。つまり、3.8リットル当たり340円くらい。
 アメリカがITバブルを謳歌していたころは、1ガロンあたり1ドル30セントくらいでしたから、軽く倍になっています。
 去年あたりから原油価格の高騰が叫ばれ、実際、ガソリンも高騰してきました。その時でもリリースしなかった緊急時用の備蓄OILを、さすがに今回は速攻でリリースしています。その発表が昨日でしたが、それでもガソリンの高騰は起こりました。
 そういえば、今朝のWSJでは、インドネシアが石油への補助金が膨れ上がり財政危機であると伝えられていました。140億ドル相当だったかな?国家予算の4分の1が、石油の補助金だとのことでした。
 もともとアジアはアジアプレミアなる余剰金をはらって中東から石油を買わせてもらってるので、なんともやるせない感じがします。

 それから、アメリカの戦略物資である穀物の物流の大半が壊滅し回復の目処がたっていません。日本が最大のバイヤーであることは言うまでもありません。出荷港を切り替えることになるか、南米辺りから緊急輸入するんでしょうかね。日本の穀物は輸入が全く止まった場合は、数ヶ月は持つ備蓄があるそうですが、、、たった数ヶ月。
 いずれにしても、穀物はジリジリと上がるのは避けようがなさそうです。穀物に由来する食べものが無くなることはないでしょうが、冷や汗をかいている方もいるでしょう。でも、多くの関係者は相場が上がることにほくそえんでいるでしょうね。

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posted by ニャー皇太子 at 11:42| Comment(2) | TrackBack(1) | 人間-日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月31日

はなちゃん

妻があたらしいペットを飼いだした。

カタツムリの「はなちゃん」だ。
ジェンダーフリーなカタツムリだが、メス帝国をもくろむ妻は勝手にメスとして、はなちゃんと命名した。

バカネコに発見され、どつき回されていた所を発見されたらしい。
さっそく、空きポリ容器がはなちゃんの新しい対ネコ要塞となった。

どういう性格をしているのか、これからじっくりと明らかになるであろう。

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posted by ニャー皇太子 at 12:09| Comment(5) | TrackBack(1) | 人間-日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月02日

オーラ

シャワーの後、さまざまなオーラをかもし出す動物たち。

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posted by ニャー皇太子 at 07:46| Comment(3) | TrackBack(0) | 人間-日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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