<サリドマイド>「希少疾病用医薬品」に指定 厚労省審議会
まずはどんな目的の制度なのか、厚生労働省のサイトからひっぱってみた。
希少疾病用医薬品・希少疾病用医療用具の研究開発促進制度
どんな薬が実際のところ許可になっているのか、リンクが用意してあるのだが繋がっていなかった。
なるほど、「希少」が相手なわけだ。
患者が少ないと、研究なんて進まない。だって、薬を創ってもリターンが期待できないから、積極的に開発に進まない。
かといってそれでは、本人やご家族の心労と、それを受けて立たねばならない医者の葛藤は大変なもんだ。
だから、例えば海外などで、救済の方法として実行されているモノがあるのなら積極的にとり入れてもいいじゃないか?わたしには、この発想は至極自然に思える。
頭をかすめるのは、サリドマイド児の問題だ。
アメリカのFDA(食品と薬の監視機関)によるサリドマイドの説明。
これによると、とにかく妊娠する・した女性には厳禁。男性も精子に残るという報告はないものの避けるように推奨されている。
とにかく、子作り関係に関与しなければ問題のない薬だ。まさかサリドマイドを服用した本人が、いきなり奇形になるなんて事も、もちろんない。
これで勝手にわたしのなかでは一安心。
あとは、本人の問題だ。奇形の副作用じゃなくても、別になにかあるのかもしれないけど、あとはやっぱり、本人がお医者さんの相談をもとに決めればいいことだ。冷たい言い方かもしれないが、多発性骨髄腫など、音からしても苦しい。それを和らげるのなら、そして本人が納得するのなら、それでいいと思うのです。周りに取り残される医師も家族も、それでいいと思うのです。
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