2005年01月13日

「日本は文系」で「司法は腐ってる!」ってか?

中村さんという先生は、そうとう怒ってらっしゃるらしい。
<青色LED和解>中村教授

どうも、釈然としないものがあるんだなぁ。



日本が嫌いで、アメリカで競争できる力が幸運にもあったから、アメリカで稼いでるんでしょ?
あなたの勝手じゃない。
日本に残ってがんばってる人に失礼千万だよ、その言いようは。

後だしジャンケンのように後になって、「対価が安かったから、もっとよこせ!」っていう裁判だったんでしょ?
米カリフォルニア大学の先生方って、自分の銀行口座や資産しか興味もってないのかねぇ。科学者ったって、社会人のひとりでしょうに。恥ずかしいよ、この裁判をはじめた論理。アメリカで対価ってものを学んだなら、それ以降の人生に生かせばいいことで、過去にまでさかのぼって当てはめるのは、汚いエゴ。アメリカでも、日本でも、そういうことをする人間は、軽蔑されると思うんだけど。
この大学じゃ、ノーベル賞という肩書きで、穴のあいたザルのようなモノを売ろうとする先生もいるし。ひどい大学だわ。

日本を文系と表わしたのは、合理的じゃない、経済的じゃない、ってなこといいたのだろうけど、でもそれが日本じゃない。それが嫌でアメリカに勝手に渡ったんじゃないのかなぁ?
理系社会にいようとも、社会貢献とか社会の一員ってことを忘れた科学者が、死に際に後悔するなんてこと、よくあるがちな話じゃない?原爆作って、爆発させてから後悔する科学者とか。災害があって国際無償援助を申しだしておいて、けっきょく資金提供しない欧米とか。理系社会や、社会の一員を忘れた科学者って、そんなに奇麗でも優れたものでもないでしょうに。

問題は、自分自身でしょうに。

わたしも、色々見て、学ぶところはある。でも、それをいきなり振りかざして、自分のエゴを押し通すことは、汚いのでやらない。自分の品質を落とすことになる。ましてや、社会のためにもならない。

マスコミで見る限りおいては、中村先生の行動と言動はただ醜くて、すっきりとしない。
posted by ニャー皇太子 at 11:26| デンバー ☀| Comment(10) | TrackBack(3) | 人間-理数系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
要は お金を貰えなかったから
怒ってるんでしょう???

もしも お金を貰えていたのなら
きっと彼は「日本は良い国だ」と言うはず

心が汚い人間ですねぇぇぇ
Posted by ユキティ at 2005年01月14日 09:19
>後だしジャンケンのように後になって、「対価が安かったから、もっとよこせ!」っていう裁判だったんでしょ?

相当、誤解されていると思います。日本での会社と個人の契約は対等ではないのです。それで、あれだけ事後に多くの特許訴訟が起こっているのです。

お金が貰えないから怒っているというのはそのとおりですが、理由は違います。発明の内容に対する正当な評価が得られなかったから怒っているのです。青色発光ダイオードの開発に関する中村氏の功績は随一で数々の科学賞の受賞が立証しています。技術の視点から見ると、8億だと一桁少ないと思います。
Posted by GaN at 2005年01月15日 13:56
彼の動機って、日本の雇用契約がどうこうとか、発明の評価の仕方や大小がどうだとか、司法がどうだとか、そんな高尚なことじゃないでしょ。
それらの事は、勝手に周りの人間がさわいでいるだけに見えます。当の本人の頭には、はなからそれらの事は無いでしょう。

もし彼の裁判の目的が、雇用がうんぬん、評価方法がうんぬん、というならもっと違う言動が見られて当然だと思うのです。

まぁ、100歩ゆずって、彼の言うように腐ってるとしましょう。でも、我慢してがんばって、それを治そうとしている人は、沢山いるわけです。そういう人の方が多いでしょうに。

日本も科学立国を再度目指すようですから、科学者・研究者への処遇は十二分に考慮するようになるでしょうに。彼が義憤で裁判を起こしたとするなら、彼が働きかけるべきは裁判所ではなく、そっちの方ですよ。

彼の言動の悪影響を予想すると、こういうことも考えられます。
企業では、後だしジャンケン裁判が普通になったらたまったもんじゃありません。だから、一般の研究者に対しては、契約でそういう裁判が出来ないようにして、賃金を下げ、売り上げに繋がる発明ができたらボーナスで補填するという流れになるんじゃないですかね。フェアでしょ?
そして、「嫌なら海外にどうぞ行ってください。安い賃金で喜んで働く研究者は、アジアに沢山いますから。」なんて言われたら頭に来ませんか。
実際、企業としてはそういう流れにせざるを得ないでしょう。環境は厳しいですから。
Posted by リバビー at 2005年01月16日 11:18
中村さん擁護派です。
心が汚いというより、現代社会において金銭を超えるフェアな評価を行なう手法が見当たらないからでは。
p.s.
リバビーさんはバイオ畑の研究をされているんですか?
造詣が深く感じました。
Posted by tur2k3 at 2005年04月18日 22:29
くっ、、、コラボレ・ブログの弱点だ。
ネコの代筆のあとのいきなりマジねたは、コメントがきついっす。

えーと、そうですね。金銭置き換えは、しかもどの国の人にとってもわかり易い尺度になりそうですよね。
でも金銭の価値って「この銀行券(や証券)には、○○円に相当する価値があるだ」っていう人々の暗黙の信頼に基づいているだけで、案外と感情的でもろいモノだったりします。
極端な例だと、みのもんたが「奥さぁ〜ん、ココアがいいらしいよぉ〜」と言ったら世界のココア市場が高騰しました。そして数週間しないのちに暴落。

金銭で人やモノの価値を評価する難しさを示す例かなぁ、などと思うのです。

P.S.
とんでもございません。バイオの研究者などとんでもございません。ははぁぁ(土下座する町人風)
Posted by リバビー at 2005年04月19日 09:28
リバビーさん:
返信ありがとうございます。
全く同感です。
全ては人間の脳が決めただけの価値観ですからね。
前から養老孟司の本や映画マトリックスを見ると都市を初めとした社会全体がまさにそうですね。

でも、人間には原始的な細胞レベル?の脳に頼らない無意識下の感情もあり、それを見失いがちとこのところ感じることが大きいです。

P.S.
カテゴリ「人間-理数系」からつらつら見てて反応してしまいました、唐突ですんません。
Posted by tur2k3 at 2005年04月19日 11:36
ちょっとお邪魔します。
これは簡単な問題です。

かのピーター・ドラッカー長老も仰せの通り、「テクノロジストは本来お金をモチベーションには動かない」のです。
彼らの幸福は研究成果が認められ、世に多大な影響をもたらすこと、だからです。
もちろん研究にはお金が必要ですが、基本的には中村さんもしかりですが、そんなに大きなお金は必要とはしていないのです。

ところが、サンタバーバーラに行ったら、教授として助手は雇わないといけない、研究費はかさむ、著書がないので講義資料は作らなくてはならない、ときて、急にお金が必要になったのです。

英語が堪能ではないので、講演で荒稼ぎも出来ず、金欠でスレイブと呼ばれるほど悩んでいたところ、周囲から「お前、なんだって、あんなすごい発明しておきながら特許料持ってないのか、この国じゃ折半だぜ」と言われ、一念発起したのです。
ところが、この裁判にもお金はかかる。
それも猛烈な金持ち相手だからこちらで雇う弁護士も半端な人たちじゃ駄目。

で、まだ裁判に勝ってないから寝る間も惜しんで日本向けの本を書く。書きやすい啓発本がメインだけど、そうして裁判費用や研究室の維持費に充ててきた。

この裁判にかかった費用は概ね中村さん側に五億とも六億とも言われています。また、それをかんがみた和解の数字です。

私は、中村さんが漏らした「これでやっと研究に専念できる」と言った言葉は本音だと思います。テクノロジストの財産は、研究のための時間ですから。

もちろん日亜社内では当時自分のことしかやってなかった中村さんを完全に擁護するわけではありませんが、これだけの時間と神経すりへらして、実質一億ちょいというのはかわいそうではありませんか。何年にも亘りのことですから、生活費にもなりません。

吉永小百合のCM出演料は最低一本1億とか。
…たいして世の中の役には立っていません。

中村さんの発明の代替技術は今ではいくつも存在しますが、まさに係争中の何年かは最先端で、どれだけ世の中に寄与したか、はかりしれないものがあります。

特許の寿命はわずか20年。この間には特許管理料など、(特許税に近いものですが)猛烈な経費もかかります。
技術者の立場や環境全般の、さらなる理解が一般社会にも必要だと思いました。

お2人のやりとりから、少し感じたことまで書き留めさせていただきました。
…お金ではないのよ。

Posted by naipi at 2005年04月19日 15:59
> …お金ではないのよ。

はい、承知しております。
ですから「現代社会において」と前置きしています。
吉永さんはさておき、社会にたいした貢献もないにもかかわらず金儲けにのみ興味があるホリエモンのような手段を目的とはきちがえている輩が多々いるわけで、
中村教授はテクノロジストの地位向上もふまえ、そうした社会へ問題提起をされたものと認識しています。
Posted by tur2k3 at 2005年04月20日 07:15
なるほどぉ、そういう苦しい状況にあられたんですかぁ。分かります。テクノロジストのモチベーションは金でない、ということは、わたしも信じたい。

その意味では、中村先生には謝らないといけませんね。ごめんなさい。

ただ、やっぱり裁判始めたは自分である以上、結果が出たときに「腐ってる」って捨て台詞はないだろうと思うんですねぇ。言いだしっぺとしての責任を慮る言葉が聞けないのが、どうも、なにか、釈然としないんですね。大人っぽくないというのか、なんだろ?

裁判費用に5億、6億ですかぁ。普通のサラリーマンの生涯賃金の何倍でしょう?
それだけ稼ぐ力はあられたわけなんで、スレイブと揶揄される極限状態で苦しかったからだろうという理由も、ちょっとぼやけてしまいます・・・と、ここまで書いてきて、ふとおもいました・・・うーむぅ、フォリエ社長のように、けっきょく錬金術師に錬金術の道具として使われたのではないか、って感じがしてきました。

そうであって欲しいと思います。

Posted by リバビー at 2005年04月20日 09:13
あなたみたいな一見ものわかりが良くて
世間と妥協してみせる人間が世の中を悪くしてるんです。
かのガリレオ・ガリレイは強硬に地動説を主張して晩年に至りましたが、老年に至って力尽き果ててついに自らの主張を捨てました。
よく戦ったじゃないですか。
主張を捨てた後、小声で「それでも地球は動く」と言ったそうですが、あなたのような人は「じゃあ、なんで徹底的にそう主張しなかったんですか?」とあざけって得意にになってみせるんでしょうね。ガリレイの100万分の1の業績も残せないくせに。
そのくせ近代科学のもたらした安楽な生活は受け入れる。
それが卑劣な“大衆”という名の豚です。
あなたもその情けない一匹なのです。
Posted by 追及者 at 2011年08月14日 01:01
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